大道芸やっていて、こういうことをやりたいというものがなんとなくある。
土曜日は保育園2つでした。保育園や地域によって子どもの反応が違うので面白い。
両方ともすごい盛り上がった!!子どもたち大興奮で楽しかったです!!
久留米の保育園では、きっちりステージっぽいことをやってしまったなぁと反省。よく言えばプロっぽかった(笑)
いつも2回目ぐらいで成功する技も1回で成功するし。練習で成功率悪くて普段やっていない技も1回で出来ちゃうし。ある意味ミラクル!!
毎回、なにやるか流れを決めずに、やり取りしながらその場でやっていくのですが、どうしても回数をこなすと、これやったらいいっていうのがわかって来て、自然に流れが決まって体がやってしまう。そうなると、見ている人が入ってくる隙がないのです。
極端ですが、台詞の決まったステージショーなら、シルク・ドゥ・ソレイユ系のサーカスを見に行った方が絶対いいのです。技も規模も凄い!!
だから、なるべくきっちりせず、ぼくは隙だらけでありたい(笑)
そうなると、すごく生き物っぽいというか、そこでしか起きないミラクルがある。
後半の柳川の保育園は、行くの2回目で元気な子たちとわかっていたので、きっちりしないと心に決める。
子どもから、「インチキ〜!!」とか「ブサイク〜!!」とか自由に笑いながらツッコミが入る。それが次第に大技やっていくと、「がんばれ〜!!」って変わる。それでもう一回ふざけて「やっぱりアホ〜!!」とかいわれる。最後は天井ギリギリのところ探してバランス芸!!
で、万歳している子どもがいたので、「おっしゃー!!」ってなって、最後、万歳三唱みんなでして終わった。
こういうのミラクルだと思うのです。
職業で大道芸人やっていてどうかと思うが、ほんとこういうことをやって行きたいと思うのです。
天井の高さみながら、端っこ行ってバランス芸!!
